間違った考えで英語教室を選んでいませんか?

「よし、子供には将来役に立つし英語を習わせよう! あれ? でも英語教室を選ぶなら、やっぱりネイティブ講師がいたほうがいいの?」と思ったことはありませんか?

習い事としての英語…いったい何に気をつければいいのでしょうか。

確かに英語の発音はとても大事なこと!だけど…

英語の発音が大事なら、やっぱりネイティブ講師がいないといけないのでは?と思いますよね。でも、ネイティブ講師がいいとは限らないのです。

1:英語にもなまりはある

ネイティブの発音をしっかり学ぶことができれば問題はありませんが、もしネイティブ講師の英語になまりがあった場合、子供がそのまま覚えてしまうと困ったことになるかもしれません。

実際に英語圏に行き、聞き取りができない、相手が聞き取れないとなったら、英語を学ぶ意味がありませんよね。

ただ、こちらの問題は標準のネイティブ発音か、少しなまりのある発音かということを子供自身が理解し、標準的な発音を習得していれば解決されます。

2:ネイティブの英語講師=子供に英語を教えるプロではない。

外国の方に日本語を教えてあげたことがある人はイメージがしやすいでしょうか。日本語が話せることと、日本語を外国の方に教えることは別物ですよね。

英語のネイティブ講師も同じ場合があるのです。また、大人に英語を教えることに慣れていても、子供に教えることには慣れていない講師もいるかもしれません。ですので、もしネイティブ講師に学ぶ場合は、その講師の経歴や講師歴がどのくらいなのかを調べておくといいかもしれませんね。

実はネイティブ講師がいなくても英語はしっかり学べる

自分の子供が通う英語教室にネイティブ講師がいなくても大丈夫。日本人講師のもとでも、しっかり英語は学ぶことができますし、日本人講師ならではのメリットもあるのです。

まず、日本人講師ならではのメリットとは、子供と講師の間で日本語でのコミュニケーションが取れることではないでしょうか。

細かいニュアンスの質問をすることができますので、発音や文法でわからないことがあってもその場で解決できるのが大きなメリットですよね。それに講師も同じ日本人なので、日本人がつまづきそうなところ、苦手なところ、苦手な発音など、ある程度把握してくれるのもメリットとして考えられます。

また、多少のバラつきはあるかもしれませんが、日本人講師は英語の基礎や文法などをしっかり学んで英語講師になられている方が多いので、学ぶ側も英語の基礎をしっかり身につけて上達していくことができます。子供のときから基礎をしっかり学んでおくと、大人になっても役に立ちますよね。

ネイティブの発音を習得したいなら教材にこだわる

日本人講師に英語を習う場合、どうしても気になることが「英語の発音がネイティブ講師より劣るのでは?」というところですよね。

それはそうです。ネイティブ講師は生まれたときから英語で生活をしていますので、そうではない日本人講師と差がつくのは当たり前。誰もがそう考えてしまうかもしれません。

しかし、現在、日本では英語がかなり普及しているので、ネイティブ並みに話せる日本人講師もたくさんいらっしゃいます。もちろん講師によりけりなので、気になる場合は英語教室に入会する前にしっかり講師のことも調べておきましょう。

また、ネイティブの発音を習得するには、耳で聞いて発声することが必要になります。CDやDVD、ネットといろいろな教材があっても、重要なのは標準語のネイティブ発音であるかというところですね。

つまり教材でネイティブの発音をしっかり聞けるなら、日本人講師かネイティブ講師かに関係なくネイティブな発音が習得できるということになります。

まとめ

子供のうちからネイティブの発音は聞かせてあげたいですよね。子供の脳は大人が思っているより柔軟で、ネイティブな発音を習得するスピードは大人が思っているよりも早いそうです。

子供に英語を習得して、できれば将来にも役立ってほしいと思うなら、これからお子さんが通う英語教室のことを事前にきちんと調べてあげることが、子供にとっても親にとってもいい結果につながります。

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