いつの時代も、幼少期の習い事の人気トップ5に入るピアノは、多くの人が習ったことがあるでしょう。
しかし、なぜこれほどまでに、おけいこ事として定着したのでしょうか。
今回は入会を決める前に知ってほしい、ピアノを習うことによるメリットや、教室選びや費用について詳しく見ていきましょう。
ピアノを習うメリットとは?
まず、メリットとしてだんだんと上達していくことによって、音楽を好きになるきっかけになります。
ひとつの楽器から、他の楽器にも興味が湧いてきますし、たくさんの音に触れることによって、さらに音楽の奥深さを体験できるでしょう。また、メトロノームや、楽譜から、音のリズムも把握しなくてはならないので、リズム感も良くなります。
そして、楽譜を見ながら、両手で左右違う動きをすることなど、2つ以上の動作をすることによって脳の働きがよくなると言われています。理解して暗記してそれを形にするという作業が、脳にある神経の伝達を司る器官と、大きく関わっているため、いい影響を与えるようです。
スクール選びのポイントとは?
教室を選ぶポイントとして、通うお子さんがどういったタイプの性格か、というのも大きく関係してくるでしょう。
大手の教室では、グループレッスンを行っているところもあり、同じ教室の生徒同士で競い合いができたりと、毎回が小さな発表会みたいなものなので、負けず嫌いな子であったりすれば、とてもいい刺激になるはずです。
ライバルとして張り合う事もあれば、同じように努力して頑張っている友達として、仲良くなる事もできるでしょう。また、自分のペースでコツコツやることが好きな子には、個人で行っている教室の方が向いていることが多いです。
子供さんが、どんなタイプかを見極めて、見学に行ってみるのもいいでしょう。先生との相性が合わなければ、嫌になってしまう可能性もあるので、どんな教え方をしているのかも確認するといいでしょう。
一般的な費用は?
もし習わせたいとしても、まずは費用を知って、確実に払えるかというのもとても大切なことでしょう。
教室の一般的な費用というと、入会金が5000~10000円前後で、月謝は5000円~7000円あたりの支払いが相場になっています。
大手の教室になると、月の授業料も上がります。
そして、発表会に向けての課題や、テストなどしっかりとしたカリキュラムの元に指導が行われます。
大手の教室に比べると、個人で行っている教室は少しお安くなりますが、教材費、発表会の費用、衣装代、先生へのお礼(お菓子)や楽譜などは、個人の教室でも大手の教室でも月謝以外に必要になります。
初めは近所のピアノ教室に通い、上達して、違う方針の教室に移ることも可能ですので、近くの教室の資料を取り寄せてみるのもいいでしょう。
まとめ
子供のためのピアノ教室の選び方と、そのメリットや費用について詳しくみてきましたが、いかがでしたでしょうか。
ピアノと一言で言っても、身に付くものがたくさんあります。しかし、お子さんが「やりたい」と思うことが一番大切ですから、お子さんの気持ちを優先させて検討するとよいでしょう。
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