日本の国技のひとつ、柔道。有名な柔道家はオリンピックや世界大会クラスで好成績を残している方も多く、テレビ中継などでも柔道をよく目にする機会があります。
日本の代表的なスポーツだし、習い事として柔道を子供にやらせたいなぁ…と、お考えの親御さんは、柔道を習うことで身につくことなどを知っておいて損はないのではないでしょうか?
柔道をやると何が身につくの?
柔道を習うことで得られるものはたくさんありますが、主に精神面と肉体面の両方を鍛えることができます。
いくつかあるうちの、ほんの一部ですが、具体的に説明していきますね。
1:精神的に強くなり、同時に礼儀礼節を学ぶ
武道ならではの精神的な強さとは、折れない気持ちの持ち方、自ら1つの目標を立てて達成すること、その目標を達成するために努力を惜しまないことなど、並べてみるとどれも子供が大人になるために必要不可欠な要素ですね。
また、柔道に限らず武道では、「礼に始まり礼に終わる」の精神がとても重要視されていますので、柔道を通し、礼儀礼節も同時に学ぶことができるという点も、親としてはうれしいポイントです。
2:肉体を鍛えられ、強くなる
柔道は全身を使います。柔道に必要な筋肉も柔道を続けていくことでおのずと身についていきます。そして、バランス感覚や俊敏性、柔軟性などの基礎的な運動能力も向上します。
また、柔道を通して、自分の身を自分で守るための技術や方法なども習得できるのは格闘技特有のメリットですよね。
そして、日々の練習で強くなっていくことを実感できたとき、子供に自信が芽生え、人として真っすぐに成長してくれることでしょう。
柔道は精神面でも肉体的にも得られるものが多く、また基礎体力や基礎になる運動能力は柔道に限らず、どの分野のスポーツでも必要なことになりますので、将来的に選択の幅を広げることができます。
柔道を通して、子供自身がたくさんのことを身に着けてくれたら、親としてはうれしい限りですよね。
道場や教室を選ぶ際に気をつけるポイント
これから子供に柔道を習わせることが具体的に固まってきたら、入会前にしっかり道場見学や無料教室などを利用し、お稽古の雰囲気などを見ておきましょう。
「どこの道場でもやっていることは同じじゃないの?」と、そんなふうに思っていたら失敗する可能性があります。
なぜなら先生の指導方針などは本当に場所によってさまざまなんです。
厳しく指導をする先生もいれば、ほめて伸ばす先生もいます。厳しいからダメというわけではなく、もしかしたら叱られたことがない子供には必要なことかもしれませんし、そうではないかもしれません。
つまりは子供との相性が大事なのです。
失敗をしないためにも、見学の際には雰囲気だけではなく先生の指導方針なども聞いておき、自分の子供と相性がいいかどうかも考慮してから入会を決めた方が、先々のことを考えるとベターです。
先生と相性が悪いということは、お子さんにとって大きな負担をかけることになるので、よく注意して見てあげてくださいね。
これから通う道場や教室の候補が絞れたら、どこで習いたいかという、お子さん自身の意見をしっかり確認しておくと安心です。
入会金や月々いくら月謝がかかるの?
入会金の相場は3000円~5000円。月謝の相場は4000円~6000円。ここに初期費用として柔道着の購入が必要になります。
柔道着は多くの場合、10000円程度は必要と思っていて間違いないようです。少し高く感じるかもしれませんが、柔道着に関しては何度も買い替えるものではなく、ほとんどが長く使うことができます。
また、大会への登録料や遠征費なども自費になりますので、ある程度は考慮したほうがよさそうです。
もちろん大会への参加頻度などは子供にもよりますし、通うところにもよりますので、入会する前に確認をしておくと、お金の面で失敗するリスクを軽減できます。
月々にかかる費用なので、無理なく納得できる金額で考えましょう。
まとめ
古き良き伝統スポーツである柔道を通して得られるものは、計り知れないものがありますよね。
しかし、ケガの心配もありますので、お子さんが何歳から通い始めるのかは親御さん自身が見極めてくださいね。
コメントを残す