最近活躍する女優さんなども、子供の頃に習っていたなんて話をよく耳にするバレエは、今までの伝統を守るものもあれば、新しいトレンドを取り入れたものまで様々です。軽やかで優雅な見た目とは違い、その動きは簡単にできることではありません。
今回は子供にバレエを習わせるメリットや、教室を選ぶ際に知っておきたいことなどを見ていきましょう。
バレエを習うことでのプラス効果
バレエを習うことで培われていくのは柔軟性としなやかさ、そして芸術的な感性です。素敵なバレリーナ、ダンサーになるためには、まずストレッチで体を柔らかくしていく事も大切な練習の一つなのです。
体が固い人は爪先立ちで立つことさえ難しいですし、しなやかさや美しさを保つためにはとても重要なものなのです。
また柔軟性だけでは無く、体を支える筋肉もつけなければなりません。
体をしなやかに保ち、さらにバランスの良い体にしていく事で体幹が鍛えられ、バランス感覚も身につける事ができます。
体幹が鍛えられることによって姿勢もとても綺麗になりますし、バレエならではの感受性などの芸術的センスも磨くことができるのです。そして女性に特に嬉しいのは、大人になってもスリムな体型を維持しやすいということがわかっています。
今までバレエといえば、女の子が習うイメージがあったかもしれませんが、最近では男の子も少しづつ増えてきたようです。
男性のダンサーは女性のバレリーナに比べて、人数も少ないので日本で活躍できる可能性は十分にあるでしょう。
スクール選びのポイント
スクールには、カルチャーセンター、個人運営の教室、バレエ団付属のバレエ教室、と種類があります。
カルチャーセンター
初心者が多く、趣味で通っている方がほとんどです。発表会は少ないため、発表会に出たい方にはおすすめしません。
個人運営の教室
教える先生のレベルにもよって変わりますが、カルチャーセンタよりも本格的なバレエ技術を習えます。
個人教室のため、先生の考えが強くでます。そのため先生の考え方に合わない場合はおすすめできません。すぐに入会するのでは無く、先生の指導方針など詳しくきいて納得してから入会することをおすすめします。
バレエ団付属のバレエ教室
プロバレエダンサー養成の目的で作られた教室です。
バレエ団によって踊りの雰囲気が違うため、まずは発表会(またはバレエ団の舞台)を見にくことをおすすめします。才能がある子は子役として舞台にたつチャンスもあります。
バレエが一般的な費用は?
月謝は5000円~15000円前後と教室によって様々です。
それにプラスして、年に1~2回ほど開催される発表会などでその都度追加で支払いになります。発表会がなかったり、参加しないという選択ができる教室もあります。
また、子供達の経験として、プロダンサーの催しなどにも参加したり、何かのイベントなどで披露する場を設ける教室などもあるります。
月謝・発表会以外に必要な費用としては、シューズは2000円~3000円位、レオタードは4000円~7000円位が必要になります。だいたい半年に1度くらいは買い換えが必要になります。
長いスパンで考えると、通う教室によっては1年で20万円以上かかる場合もあります。
まとめ
バレエついてみてきましたがいかがでしたでしょうか。
このように本人のやる気と共に親のサポートが必要になってきます。小さい頃から始めることによって、他のジャンルのダンスなどに興味が湧いてしまう事もあるかもしれませんが、培われる柔軟性や感性は、どんなことに対しても役に経つでしょう。
また、世界に羽ばたくために3歳などの早い段階から始めた方が良い習い事もありますが、バレエに関しては小学生から始めても、遅いなんてことはありません。
あまりにも子供すぎると、先生が言っていることに対して理解することも難しいことがその理由です。中には10歳から始めて、一流のバレリーナになっている人もいるので、お子さんがやりたいという気持ちを一番に大切にしてあげることが重要です。
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